家系図の見方を行政書士が解説!線の意味や基本ルールを分かりやすく紹介
みなさんは家系図をご覧になったことはありますか?
「家系図を作ってみたいけれど、どうやって見るのか分からない」
「家系図の線にはどんな意味があるの?」
「続柄はどのように読み取ればいいの?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
家系図には一定のルールがあり、その見方を知ることで、ご先祖様や親族とのつながりを正しく理解できるようになります。
そこで今回は、「家系図の見方」について行政書士が分かりやすく解説していきます。
基本的な家系図の見方

家系図の目的
家系図には、その存在意義ともいえる明確な目的があります。
それは、「家系の人物とその続柄を視覚化すること」です。
つまり、
「どのようなご先祖様がいて、自分とどのような関係にあるのか」
を分かりやすく表した図が家系図ということになります。
そのため、単にご先祖様の名前が一覧になっているだけでは、人物同士の関係性が分かりません。
家系図とは、名前と続柄が一目で分かるように整理された図のことを指します。
家系図の構成
家系図にはさまざまな形式がありますが、どの家系図にも共通して記載されている要素があります。
それが次の二つです。
- 名前
- 続柄を表す線
「名前」は、自分やご先祖様の氏名を表しています。
そして、家系図を理解するうえで重要なのが「続柄を表す線」です。
続柄を表す線とは
家系図の目的でもある「人物同士の関係」を表すために、さまざまな線が用いられています。
線にはそれぞれ意味があり、その線をたどることで自分とご先祖様との続柄を知ることができます。
家系図を読む際は、名前だけではなく線のつながりを見ることが大切です。
家系図の基本的な線の種類
それでは、実際に家系図で使用される線の種類について見ていきましょう。
家系図には、基本となる線が二種類あります。
- 横二本線
- 縦一本線
この二つを理解することで、家系図の大部分を読み取ることができます。
横二本線

横二本線は、夫婦関係を表す線です。
原則として、夫を右側、妻を左側に配置します。
家系図では最も基本となる表記方法であり、多くの家系図で採用されています。
縦一本線

縦一本線は、親と子の関係を表します。
夫婦を結ぶ横二本線の中央から、縦一本線で子どもへとつなげます。
親子関係を示す基本的な線であり、世代を表す重要な役割を持っています。
兄弟姉妹を表す横一本線

縦一本線から枝分かれする横一本線は、兄弟姉妹を表しています。
同じ父母から生まれた子ども同士が横線で結ばれることで、兄弟姉妹であることが分かります。
バツ印(離婚や前妻・後妻)

前妻と後妻がいる場合には、夫を右側に配置し、それぞれを横二本線で結びます。
そして、離婚した配偶者との間には「×(バツ印)」を付けることが一般的です。
再婚歴がある場合は、家族関係が分かるように順番に配置していきます。
3人以上の配偶者がいる場合は、横方向へ順番につなげていくことで整理できます。
縦二本線(養子)

養子の場合は、親子を縦二本線で結びます。
実子と区別するために用いられる表記方法です。
家系図によっては表現方法が異なる場合もありますが、縦二本線は養子を示す代表的な書き方として広く用いられています。
同じ列に並ぶ人物は同世代を表す

家系図では、人物が横一列に並んでいることがあります。
これは、世代をそろえることで家系全体を見やすくするためです。
例えば、
- 自分と兄弟姉妹
- 自分といとこ
- 父と叔父・叔母
- 祖父と大叔父・大叔母
などは同じ世代になります。
同じ高さに配置されている人物は、基本的に同世代であると考えると家系図を理解しやすくなります。
家系図を見るときのポイント
家系図を見る際には、次のポイントを意識すると関係性を把握しやすくなります。
- まず自分の位置を確認する
- 親子関係は縦線でたどる
- 夫婦関係は横二本線で確認する
- 同じ列の人物は同世代として見る
- 兄弟姉妹やいとこなどの続柄を線のつながりから判断する
名前だけではなく、線のつながりを意識することが家系図を読み解くコツです。
まとめ
今回は、家系図の見方について行政書士が解説しました。
家系図には、
- 人物の名前
- 続柄を表す線
- 世代ごとの配置
といった基本的なルールがあります。
しかし、家系図の書き方や表現方法に絶対的な決まりはありません。
大切なのは、ご先祖様や家族への想いを込めながら、誰が見ても分かりやすい家系図を作ることです。
家系図の見方を理解すると、ご先祖様とのつながりがより身近に感じられるようになります。
ぜひ、ご自身の家系図づくりにも役立ててみてください。














